棚田にて

まだまだ

 久しぶりに仰木に行ったが前回から一ヵ月半経っていたので稲の生長過程を見ることが出来ず少々残念だったが、青々とした田んぼを見て「ふーん」と何かを勝手に思っていた。今回は草刈に行ったのだがそこで軍手を持っていって本当によかったと思っている。みんなのおかげでまぁ畦もきれいになったのでよかった。それにしても豆の生長が遅すぎると思った。何故だろう?植えるのが遅かったせいか?八月中にでも見に行きたいものだ。


 草刈をしている最中に散々見たものがありそれは、「ザリガニ」だ。農薬を使わない田んぼにはあんなにも(最終的に20匹はいたような)いるものなんだろうか?あの地域がもともと多いのかもしれないがあの多さにはびっくりだ。僕の知っている田んぼでの光景は畦を歩くとカエルが田んぼに向かって飛び込むのだが、ここではカエルはあまりおらず、ザリガニが水中で泥中に潜り込む。なんとも不思議だ。


 午後は田んぼの周りに住む生き物について捕獲・観察したが、タガメとかを期待していたのだが見つからなかった。イトトンボのヤゴを見たが成虫になる前から成虫のような格好をしていた。所々の田んぼで水を抜いてしまっているのがありそこでオタマジャクシが干上がっていた。これもカエルの数が少なくっているという。農家の方にはこの時期にはまだ出来れば水を抜かないようにしていただきたいものだ。
 
午後の中で川に行ったこともあったが僕は勝手に体が動いてしまっていてそのときに、「昆虫を見るのも好きだが、やっぱり水の中でいろんなことをする方が好きなんだろうな」と考えた。一番楽しかった。